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推手(映画)

カンフー映画や武侠映画だけじゃなく、たまにはこういう作品の感想もブログに書いてみたりして…。『グリーン・デスティニー』のアン・リー監督デビュー作、劇中に太極拳教室の登場する映画です。

推手

年老いた父・朱老人を中国大陸から米国に呼び寄せた息子アレックス、しかし家庭では息子の米国人妻と年齢や言語習慣の違いから軋轢が発生してしまい孤立する父、そして老人として中国人として新たな人生を拓いて行く・・・。
中国人的な親子観や人情に、近い物を感じたり異文化を感じたり。だけれど世代間の物語としてはすごく分かる部分が多いです。悲劇かもしれないですが、その陰を陽へと転じて生きて行く力強さが暖かいタッチで描かれているという印象を受けました。まさに太極拳のような生き様です、格好いいなぁホント。
台詞は少なめで、静かでゆったりとした流れの中に映像の感触やテンポをじんわりと感じさせるというものですが、これがアン・リー監督演出のベースにあるものなんですね。

劇中には、朱老人がボランティアで指導する中国人クラブでの太極拳教室が登場するのですが、なんだか親しみの持てるシーンです。日本の教室と殆ど同じなのが面白いですねぇ。見ていて「あれ?ちょっと套路の流れが違う!」と思ったら、48式をやっているみたいですね。タイトルにもなった推手を採り入れているところといい、レベル高いなぁ!
シャドウボクシング的な普段の練習と違って、推手って相手に対してどう動くべきか見えやすいかもしれないので、基本を飲み込んだらいつかやってみたいなぁ~!

朱老人の部屋にて、壁に吊した剣と軸がシンプルで格好良かったので、インテリアとして真似してみたいです。

推手 @ 映画生活
推手〈すいしゅ〉 - goo 映画
映画 推手 - allcinema

テーマ : ☆.。.:*・゚中国・香港・台湾映画゚・*:.。.☆ - ジャンル : 映画

少林寺三十六房(映画)

少林寺三十六房

少林寺三十六房

ラウ・カーリョン監督の傑作の一つに数えられる本作は、1970年代後半以降のカンフー映画の流れにある作品。「修行」のために登場する様々な鍛錬用の仕掛けは、同年製作(日本公開は本作の方が後)でジャッキー・チェン主演の「少林寺木人拳」にも共通して見られるものですね。まだ「コミック・カンフー」以前のジャッキー、そして本作のリュー・チャーフィは、なかなか良い勝負です。アクションのキレ味もよくて、オープニングで見せる演武は圧巻です。

ストーリーとしては単純なんですけど(当時のカンフーものとしては平均)、少林寺の修行で見せる「スポ根(≠スポーツコンパクトもの」要素が熱くて、思わず感情移入してしまいます!
「これぞ功夫!」という、努力と根性の織りなすカタルシスの爽快感ですね!!努力・友情・勝利の3点セットが全て揃っています。「ロッキー」的方向性でグッと来る方は、感涙必至ですよ。

現実的に考えたら「ありえない」という修行シーンに見る映画的な仕掛けも、なんとなく真実味がある雰囲気にされていて、演出の熱さとあわせて“やる気”の出て来る映画ですね。日常の練習の励みになる、ちょっとしたスパイスという感じの作品です。ジムの筋トレでさえ、「功夫!」って感じで楽しめる気がしちゃいますね~♪


映画・少林寺三十六房大研究
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少林寺三十六房 @ 映画生活
映画 少林寺三十六房 - allcinema

テーマ : カンフー - ジャンル : 映画

大酔侠(映画)

『グリーン・デスティニー』も、おおいに影響を受けたという『大酔侠(1966 香港)』のDVDをやっとゲットしました、これはコレクションしたい映画ですからねぇ!未開封の新古品を買ったんですが、考えてみたらショウブラザーズ作品のDVDを買ったのは初めてかも。丁寧なリーフレットと、縮刷版ポスター同封に愛を感じますねぇ、これは嬉しい!

大酔侠

きたきつねの穴 NHK BS 「香港映画のすべて」
大酔侠@映画生活
映画 大酔侠 - allcinema

映像的な展開が分かりやすくて、しかも流れが綺麗なのは、キン・フー監督の持ち味ってことなんでしょうか。技術交流やキャメラマン(西本正氏)など、確かに東宝っぽい雰囲気があるのも面白かったです。その後の変遷とあわせて考えると、香港映画の流れがまた一つ分かったような気がします。

それにしても、チェン・ペイペイが若いっ!『グリーン・デスティニー』で、碧眼狐狸の役を演じた頃はもういい歳だったんですけど、往年の『大酔侠』と見比べると昔の面影ってかなりあるものですねぇ。40年前のチェン・ペイペイは、可憐なヒロインって感じが良いです。可愛さと凛々しさの微妙な均衡っていうか。当時はほとんど素人だった筈なんですけど、立ち回りも達者にこなしていて格好いいです。コマ送りで見ると打つ瞬間に、目を瞑ってしまったりしているのはご愛敬ですが(^^;
そんな彼女もグリーン・デスティニーでは敵役として死んでしまうのを思うと、時の流れにちょっと切なさを覚えたりもします。最初に見た時とは、また別の見方が出来そうだなぁ。

1966年当時はもちろんワイヤーアクションなんかはなかった時代ですが、プリミティブだからこそ光る剣劇本来の醍醐味があると思います。また本作中で見られる屋根の上を跳び走る追いかけや、客棧(かくざん/酒場&宿屋)での闘いなど、グリーン・デスティニーとよく似たシーンが随所に登場します。この辺りについては、当のアン・リー監督もNHK BS で放送された「香港映画のすべて」やインタビューなどで、キン・フー作品からの影響を公言してますが。
本作のチェン・ペイペイ、そしてチャン・ツィイーもそうですけど、男勝りの武侠ヒロインにはこういう舞台での闘いが似合うなぁ。しかも、店に入ったらいきなり酒と肴を注文するのはお約束?


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グリーン・デスティニー(映画)

グリーン・デスティニー

『グリーン・デスティニー』好きです。
横文字のタイトルですけど、原題は『臥虎藏龍』。正当派の中華な武侠アクション映画です。

物語の縦糸としてはリー・ムーバイ(チョウ・ユンファ)と、ユー・シューリン(ミシェル・ヨー)という男女二人の武侠が織りなす大人のドラマが深みを与えていて、単なるアクション映画で終わっていないのが良いですねぇ。二人のやりとりは、いろんな暗喩にも満ちていて、静かな会話劇にも心に染み入るものがあります。その辺がアカデミー賞・外国語映画賞のポイントとなったんでしょうか?
そして横糸である活劇の流れはイェン(チャン・ツィイー)の苦悩とその開放を求める物語という感じでしょうか。盗賊のロー(チャン・チェン)との出会いも、鮮やかで印象に残っています。砂漠の風景が美しいなぁ。
それぞれ立場は違えど、背負ってきた過去と、運命からの決別の戦いという部分は共通しているんですよね。それを結びつけているのが、碧名剣(グリーン・デスティニー)という四人の物語なんですよね。

でも往年の武侠映画好きとしては、碧眼狐を演じるチェン・ペイペイも見逃せません!若い頃は颯爽とした少女剣士を演じていたので、この映画での敵役である碧眼狐にもそんな時代があったのかなぁ?なんて想像すると、彼女が歩んできた運命にも同情してしまう部分もあります。

アクションは最初から最後まで剣劇が凄いんですが、剣術をかじり始めてから色々な見所に溢れているのを改めて発見しました。映画の殺陣ってよく練られていますね、ちょっと動きを真似してみるだけでもカッコイイ!いや、現実世界では城壁側面を走ったり、二階まで飛んだりは出来ませんが(笑)。


グリーン・デスティニー@映画生活
グリーン・デスティニー - goo 映画
映画 グリーン・デスティニー - allcinema
グリーン・デスティニー - Wikipedia

テーマ : 武侠映画 - ジャンル : 映画

ドラゴン・キングダム(映画)

たまには日々の武術から離れて、ちょっと番外編を♪
武侠・カンフー映画のレビューも、ちょこちょこと書いて行こうと思います。

ドラゴンキングダム

きたきつねの穴 リスペクトということ
ドラゴン・キングダム@映画生活
映画 ドラゴン・キングダム - allcinema
ドラゴン・キングダム - goo 映画

思えば人生何回目かのカンフースイッチが入った切っ掛けが、昨夏公開されたこの『ドラゴン・キングダム』のせいかも?なにしろ、元ジャッキー・チェン世代ですから(笑)。
この映画を切っ掛けに、その後武侠物やカンフー物の映画を見まくりまして・・・。挙げ句のはてに、勢いで太極拳をやってみることにしたのですから。何事もノリって大切ですね!

香港・台湾・中国映画ではなく西洋人のメインスタッフが作ったカンフー映画ということで、微妙かな~?と思いつつ劇場に行った訳ですが・・・。意外にも、というより、まさに正当派ファンタジー系カンフーアクションしていて、まんぞくまんぞく!やっぱ娯楽作品はこうでなくちゃ!!

これはやっぱり、ジェット・リーとジャッキー・チェン夢の共演によるキャストの力が大きいかなぁ、それに中国でロケ(&スタジオも)撮影してますから、大自然の景色がほんとに美しい!映画のつくりもきちんとカンフー映画していて、最後まで(本当のオーラスまで)楽しめました。そうそう、カンフー物ってこの“肉体兵器”系のスピードと高揚感が醍醐味なんですよね。
今回は不思議にリアルっぽい村や茶店のセットも印象に残りました、生活感というかリアルな小汚さというか。よくよく見るとそれ程でもないんですが、不思議ですね。
そんな風景のなか登場したジャッキーが、いきなり酔拳をかましてくれたのも嬉しかったですけど、ワイヤーアクションを取り入れつつ、過去作品の各種拳法がオンパレードで出て来るのは嬉しかったなぁ~!!頬が緩みっぱなしでした(笑)。 ジェット・リーとの打ち合いも、円熟の味わいで楽しめましたよ~~。

ということで、結論としてはリー・ビンビンは(・∀・)イイ!

テーマ : カンフー - ジャンル : 映画

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